祭りの何が好きか掘り下げてみると?

先日、好きを仕事にする塾である「かさこ塾」で知り合った「薔薇の魔法師」奄海 るかさんのブログに、
好きを仕事にしたいあなたに、まず試して欲しい たった1つのシンプルな方法。
という記事があり、チェックしてみた。

記事内容の詳細をあかすと何なので、詳しくはリンク先を見てもらうとして、ここの記事にある「紙とペンを用意し、自分の好きな事を掘り下げる事」をやってみると、無意識にためていたモヤモヤをあきらかにすることができた。

よくインタビューでも聞かれることだが、「なぜ祭りが好きなのか」。
書き出してみると、

・祭りを見るのに、列車に乗って旅に出られる
 (小学生時代の愛読書は、時刻表だった)
・着物や浴衣や祭り衣裳を着る機会ができる
 (母ゆずりの着物好き)
・普段は見せない町の飾り付けが見られる
 (提灯・垂れ幕・旗など)
・踊りやイベント競技に参加するのが面白い
 (びっくり日本新記録、というテレビ番組が大好きだった)
・破壊行為や、大声を出せる
 (能登のほうで、神輿を壊す祭りありましたね)
・お囃子や民謡が聞ける
 (子ども時代から、だんじり囃子が好きだった)
・ずぶ濡れ、泥だらけになれる
 (お田植え祭やレンコン掘りなどがありますね)

などがあげられた。

以上あげたことに共通することが、ひとつだけある。
それは何かというと、

「普段出来ないことができる」

もっと掘り下げていえば、

「普段やると親や周りの大人たちに怒られるようなことが、祭りのときだけ許される」

高校生くらいまでは、一人で泊まりがけの遠出をすることは許されなかった。高校時代の同級生が、学校をさぼって山陰本線や福知山線を走る廃止目前の旧客(旧型客車)を乗りに行ってたのがうらやましかった。
母自身は着物好きだが、なぜか私が着物を着たいと思うことをよしとはしなかったようで、成人式も卒業式もスーツだったし、生前に着物や浴衣の着付けを教わることはできなかった。
祭りやスポーツや居酒屋店員以外で、大声を出すことが許される機会って意外と少ないものです。ヘタをすると警察に通報されますからね。
合唱は、「大声を出す」のとはまた違うものですし。

学生時代に行った「青森ねぶた」の場合、寝台特急「日本海」に15時間乗って(列車に乗れる)、ハネト衣裳を着ることができて(着物や祭り衣裳)、ねぶた囃子をバックに、実際にハネトで(祭りに参加)大声を出しまくった記憶がある。祭りで華やぐ町の様子も見ていて興味深いものだった。
気がつけば、上にあげたもののうち、ずぶ濡れ以外の全部が満たされている!

以前某所で行い好評だった、早乙女さんや仲居さんのコスプレがすごく楽しかったのも、「普段出来ないことができる」魅力に他ならない。全国的に見ても、女装する祭りって多いですしね。
特に、着物が大好きだけど厳しかった母が生きていたら、仲居さんのコスプレして外を歩いたら絶対に怒られるだろうなあと(笑)。

よく考えてみれば、「普段出来ないことができる」ことって、祭りの本質の一つなのかもしれない。

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