祭りに参加する方法とは?その2

お祭り評論家の山本哲也です。
3ヶ月ぶりのブログ更新ですが、みなさまお元気でしょうか?

きょうのテーマは前回投稿の続編、「祭りに参加する方法とは?その2」について。

コロナ禍ということもあり、前回紹介した「飛び入り参加可能な祭り」も、今年はまだ中止だったり、開催されても観光客の飛び入り参加を不可にしたり人数や方法に制限を加えたりと、かなり厳しいことになっています。
例えば青森ねぶたの場合だと「事前応募で当選したかたのみハネト参加可能(しかも枠は一日合計で数百人)」で、私も応募してみたら落選したりしました。徳島の阿波おどりも今年は「にわか連」に参加可能なのが1日先着100人だったとか(青森も徳島も、例年は人数制限など聞いたことがない)。

本題に戻ります。
祭りに参加する方法とは?のその2とは、「祭りに参加する団体に申し込む」というもの。
例えば有名なのは、YOSAKOI系の祭りに参加する「チーム」、阿波おどりの「連」、そして関東近県の御神輿を毎週のように担いでいる「神輿愛好会」のような組織です。

練習や準備や親睦会などに参加しないといけないのは大変ですが、それも含めたのが本来の祭りの楽しさともいえます。

さて、どのようにして参加する祭り、そして参加する団体を探すか。

今だとネット検索を使うのが圧倒的に多いですし、最終手段としてはアリだと思いますが、それ以前にやったほうがいいことを書いておきます。

1つは「団体加入前に、実際の祭り現場を見ること」。
よさこいにせよ、阿波おどりにせよ、もっといえば神輿など、祭りの流れとか常識とかしきたりとか、ネットでは分からない、祭りをやっている現地に行ってみないと分からないことはたくさんあります。
そういった流れを知らずにうっかりチームにいきなり飛び込んだらいかに大変かが想像できるというものです。

2つめは「できるだけ親戚やお友達から紹介を受けること」。
信頼できる知り合いからの紹介であればあまり無茶な団体に紹介することは少ないでしょうし、祭りやチームの不文律やしきたりといったものを事前にレクチャーしてもらうこともできるかかもしれません。
ただし、紹介をうけて行く団体・チームであなたが何かやらかすと、紹介者の顔に泥を塗ることにもなりかねないのでその覚悟は必要といえます。

3つめは「レベルや雰囲気のあう団体を選ぶこと」。
チームとあなたと相性が合わないと、どうしても継続的に行くことがしんどくなってくるはず。踊りが苦手・体力に自信がないのに、阿波おどりの有名連や、入賞常連のYOSAKOIチームに入ると何がおきるか。言わなくても想像できるというもの。
体験入会みたいな機会があれば、それを利用するのも手です。

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