日本の人口は増えるべきか、減るべきか?

前から気になっていた本、『地方創生大全』という本を購入。

読み始めて思ったことが「よそと同じことをやりたがる」「言霊の威力(失敗したらどうしよう、といったら本当に失敗してしまう)に負けて、論理的検証とか撤退条件設定とかをやりたがらない」という、地域活性化によくありがちな失敗パターンをこれでもか、と挙げていて分かりやすい本。

人と同じことをやるのが本能的にイヤな私からみたら興味深いことだが、人と違うことをやって失敗したら責任をとらされる公務員とか首長とかなら仕方ない行動原理かなと思う。

その中でも、おや?と思ったことが、記事タイトルにもある「地方は人口減少で消滅」は本当かという話。

地方に限らず日本全国、人口減少とか少子高齢化とか言われて久しいのだが、本書の読書前からいつも気になってたこと、

「昔は人口抑制策とか移民政策(ブラジル移民など)で、日本の人口を減らしたがってたのに、なぜ今急に人口減少が問題になってるの? もともと人口を減らしたかったのじゃないのか?」

という疑問を漠然と抱き続けてたのが、本書ではみごとに明文化していたりする。

詳しくはネタバレになるから書かないけど、地方が消滅、といっても、
「地方という存在そのものが衰退・消滅」
「地方自治体の経営破綻」
「国単位での少子化問題」
がごっちゃに議論されているという問題がある。それぞれ、別に考えていかなければならない。

1つめは限界集落とか廃村という問題、2つめは夕張市の例を挙げれば分かりやすいかと思う。
地方から人が少なくなって都会へ出て行ってることはある意味深刻な問題だが、それ以上に怖いのが自治体の破綻である「財政再建団体」になること。夕張市みたいに、税金を払っても払っても過去の借金返済に追われ「最高の税負担、最低の行政サービス」という状況で、若者など、出て行ける人・移動できる人から市街へ人口流出してしまう。

ではどうするべきか、詳しくは本書を読んでいただくとして、ちらっとヒントを出すとすれば「人口が増えても減っても柔軟に対応可能な仕組みをつくること」だという。

本書にはお祭りと地域活性化の話は載っていなかったが、それは明日別の方向から考えてみたいと思います。

(100日ブログの会 第6期 42日目/100)

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