岸和田の超祭り好きがお祭り評論家になれない、たった1つの理由

今日は、専門家情報サイト「AllAbout」の関西在住ガイドさんたちが集まってのオフ会。子育て、不動産、音楽、ITビジネス、アロマ、パワーストーンなど、それぞれの分野の第一人者たちが集まっての濃い~話で盛り上がりました。

おかげさまで私もこの AllAbout で「日本の祭り」分野の専門家として活躍させていただいているわけですが、実際に私と会った人は「お祭り野郎らしさが非常に薄い」ことに驚くらしい。
はっきり言って、岸和田のだんじり好きのほうが、岸和田出身でない私より100倍以上、お祭り野郎らしいと思う。年に300万円以上を借金してでも祭りにつぎこむ祭り好きも多く、その金があったら私なら「あと100カ所以上は祭りに行ける!」「マイルが貯まりすぎて毎年ファーストクラスでヨーロッパに行ける!」などと叫んでいるに違いない。
でも申し訳ないことに、岸和田の超お祭り好きをさしおいて、私が「お祭り評論家」として全国メディアに出るようになってしまった。
今日、そのたった1つの理由が見えたような気がする。それは、

彼らはだんじりがものすごく好きだから。

だんじりがものすごく好きだから、7月頃になると寄り合いや走り込みやだんじりの稽古などで忙しく、他の祭り、特に夏祭りを取材しに行く時間がとれない。

だんじりがものすごく好きだから、だんじり祭りを客観的に見ることができない。

だんじりがものすごく好きだから、自町や自地域などのしがらみがあって、自由にものを言うことができなくなる。

だんじりがものすごく好きだから、ブログやホームページを更新し続ける暇があるくらいなら、だんじりの稽古をするか、ミニだんじりをつくりあげようとするだろう。
祭写楽さんや、板原村のだんじり会館さんや、彫物前田工房さんのような、ものすごくアクセスを集める「だんじりブログ」はありますけどね。でも岸和田のだんじりが好き過ぎる人の数に比べて、圧倒的にだんじり専門ブログは少ない。

そして、だんじりがものすごく好きだから、評論してるより、だんじり引っ張ってるほうが楽しいに違いない。

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