祭りの魅力は”VAK”

最近立て続けに

 「あなたにとって祭りの魅力とは何ですか?」

と聞かれることがあり、その言語化に困っていたのです。

で、よくよく振り返ってみると、私の場合、それは「VAK」の頭文字で表されるのではないかと思うのです。

V — 視覚 (Visual)

お祭りでは、見た目のきれいなものがたくさんあります。
ハレの日ということで、その時の最高に美しいものをみせるもので、祭りの神輿や山車そのものもさることながら、町並みに見る「祭りのしつらえ」も、祭りの美しさをよりひきたててくれます。
写真を撮ると、より楽しさが実感できることでしょう。

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祭り提灯がかかった町並みも、気が付いたらけっこう写真を撮っていたりします。

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A — 聴覚 (Auditory)

お祭りで「聴覚」に刺激するものといえば、おもに「お囃子」と「かけ声」ですね。
私も、子供の時から聴いていた「だんじり囃子」でお祭り野郎に育ったといっても過言ではありません。

この音がしたら、お神輿を素通りできるわけがありません!

阪急梅田駅でこの音が流れてきたら、神戸・宝塚方面に用事があっても思わず、京都烏丸方面へ乗変したくなります。

K — 着物 (Kimono)

先のV(視覚)とも関連しますが、見るだけでもなく着ても楽しいのが「着物」。
昔から祭りの日はよそ行きの美しい着物を着ることができた日でもあるのですが、今は着物自体を着る機会がめったにないので、余計に祭りの日が待ち遠しいもの。

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私が祭りにハマりだした20年前は、現在のように京都や浅草で観光客用着物レンタルが一般的でなかったため、茶道や華道や日舞を習っていない私が着物を着る機会といえば、「夏祭りの浴衣」くらししかなかったのです。

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祭りでの着物は、いわゆる冠婚葬祭や茶道での着物とは違い、着物が日常着だった時代の記憶と工夫が残っていたりもするのです。いわゆる「動ける・働ける」着物。

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祭りになると、参加するほうも、見物人も、着物を着て当然という雰囲気があるので、「今日は祭りか何かあったんですか?」と聞かれなくてすみます。

なかでも、この帯はまちがいなく、祭りの日にしか締められないでしょう!

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