地域の祭りの活性化を考える1日

昨日10月1日は、朝からいろんなことがありすぎた1日。

午前中は善根寺春日神社の酒造りを見学。
午後は、大阪梅田へ向かい、「農泊 多分野連携推進事業」の研修会へ。

インバウンド観光の現状と課題、農家民泊と地方創生の成功事例をプレゼンする会に、お祭り友達の大原 学さんが登壇するというので、おじゃましてきました。

彼は祭りに参加したい若者と過疎で担い手不足に悩む祭りとをマッチングさせるビジネス「マツリズム」を運営しています。

担い手不足の祭りが増えているとのことで、この写真のように神輿の担ぎ手が都会に出て行ったり高齢化になったりでいなくなり、中止に追い込まれたり「トラック渡御」になったりする祭りが全国的に増えている。

全国から(時には海外から)やってくる、祭りの参加希望者にはあらかじめビデオなどを見て「祭りのあり方やルール」などを勉強して貰うとのこと。
地域に対するリスペクトなしに、一種のエンターテイメントだと思って馬鹿騒ぎなどされると地域の人を酷く傷つけてしまうこともあるので、注意深く対応されているところには好感が持てます。

プロジェクトにかかわる祭りを決めるのは「祭りの側から依頼するのか、それとも大原さんの側からオファーをかけるのか」聞いてみたら、両方だという。
祭りの側が活性化を希望してないのに押しつけで行くほど野暮なことはない。「うちの祭りはよそ者には一切触らせない」「うちの祭にお客さんはいらん!」という意見をもつ祭りも多い。
国や自治体の重要無形文化財に指定されていて何らかの公的サポートがあるような祭りならともかく、基本的に祭りのあり方を決めるのは、あくまで祭りの主催者である氏子総代や神社である。いくら衰退しかかっている祭りであっても、外部から差し出がましいことはできない。それが難しいところである。

この夜はテレビ東京系「ガイアの夜明け」で、もっと大々的にお祭りのサポートを専門に行う「オマツリジャパン」の奮闘振りが放送されていてびっくり。
何年か前に高田馬場でお会いしたときから比べて、今や社員数20名で、数々の経済番組やビジネス誌などに紹介されるなど、めちゃくちゃ成長されている。

今回、大原さん以外の方によるプレゼンも聞いて、お客さんを誰にするか、どうやってお金をもらうか、ビジネスモデルの設計というのが考えどころだなというのがきょうの感想です。
私がマツリズムさんやオマツリジャパンさんと同じことやったのでは、レッドオーシャンの競争になるだけで、こちらに勝ち目はないですものね。

むしろ、見に行くだけのお祭り好き(消費者側)にも、お祭りの主催者にも、マツリズムさんやオマツリジャパンさんのようなお祭りのサポートをされている会社にも、みんなにメリットがある仕事ができるといいなと考え中です。

PS:
それにしても、単なる講演会ではなく、第2部は名刺交換とマッチング会で、こんな商談ブースまで用意されていて焦りました。企業や自治体相手にプレゼンできるような商材・サービスも資料すらもないのに。
おもいっきり場違いな感じ(笑)。

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