野沢温泉 道祖神祭りへ

野沢温泉の道祖神祭りへ行って参りました。
野沢温泉は学生以来30年ぶりの訪問ですが、今回はあくまでも祭りを見るのが目的。スキー場が目の前なのに、スキーはしませんでした(笑)。

大阪から、東海道新幹線で名古屋へ、そこから「しなの」に乗換。
のぞみ300号は、Nじゃない700系は電源がないからか、空いていた。

うっかり居眠りして新横浜まで連れて行かれないように気を付けながら乗る。

これが行きのきっぷ。大阪からだと、往復ではなく、大回り乗車がお得です。(笑)
大阪からのスキーバスが意外と割高なので、朝からスキーしたいという若者でない限り、鉄道アクセスも視野に入れたいところ。

特急「しなの」の車窓から、、松本を過ぎると、日本三大車窓のひとつ(車掌談)と言われる、姥捨の絶景が見られる。

飯山から野沢温泉へは、直通バスで。
臨時便も2台でたけど、それでも積み残され、1時間ほど待たされる。

バスから素晴らしい景色が!

野沢温泉に到着。
野沢温泉のシンボルとなる古くからの外湯、大湯。

長野五輪懐かしい~!
野沢温泉といえば、冬の五輪選手を大量に輩出していることが自慢だとか。

「道祖神祭り」ということで、街のあちこちに「道祖神」がある。
旅館組合の前のそれは、道祖神というには相当立派である。

別の場所には、こんな道祖神も。

宿にチェックインしたあと、祭りの準備をしているところを訪れる。

村で、前年に跡取りが産まれた家では、このような初燈篭(はつとうろう)を奉納するという。2017年は、2軒の家が奉納した。
多い年になると10軒以上も奉納し、場所の取り合いになったとか。

お手伝いする人向けに、こんなジャケットもつくっている。

ちなみに観光協会のひとに、燈篭の制作にいくらかかるのか聞いてみたら、「村のみなさんで力を合わせて手作りするので、いくらかかるのかというのは分からない」とのこと。

午後6時すぎ、初燈篭が祭り現場へと運ばれる。

いざ、祭り会場へ。

かまくらが!

午後8時、煙火(花火)打ち上げ。
発数はそんなに多くないので、すぐ終わる。撮るならチャンスを逃さないように。

そして午後8時半、いよいよ火つけが始まる。

25歳の厄年の人たちを中心に、村人が社殿に火をつけようと猛アタックする。
それを、42歳前後の厄年の人たちが社殿を守る。
見ているとかなり壮絶なファイトであることが分かる。

ついに社殿に火が付けられた。

最後に、初燈篭が燃えさかる社殿に重ねられて、燃やされていく。

祭りは結局23時頃まで続きました。
(公式には22時終了とある)

社殿は翌朝まで燃えていた。
この炎で、芋や餅を焼いて食べると健康に過ごせるとか!?

翌朝、大湯で朝風呂をしたあと、Haus St.Anton(ハウス・サン・アントン)というカフェ兼ジャム工房で、「りんごのおやき」をいただく。200円。
「おやき」といえば野沢菜が定番だが、ここはジャム専門店なので、自慢のシナモンアップルジャムを味わいたいところ。

  

帰りはアクセスバスで飯山駅に戻り、新幹線ホームから見える山々の景色に思わず息をのんだ。

北陸新幹線、初体験。
(実際には前日に長野から飯山まで乗っているが)

帰りのきっぷ。

北陸の車窓から。
一面の雪景色をお楽しみください。

今回目に付いたのが、この英語の掲示。

This Fire Festival is not an entertainment, but a sacred ritual.
Thank you for your reverence.

「火祭りはエンターテインメントではなく、神聖な儀式である」というような意味の垂れ幕が下がっていました。
火祭りを、テーマパークのアトラクションみたいなつもりでバカ騒ぎした外国人が目に付いたのかもしれません。

日本語で同様の掲示がなされないよう、意味をしっかりととらえて礼儀と畏敬の念をもって、これからも祭りを見たいと思います。

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